コンセプト

設計理念

私達は旅館の設計にたずさわるなかで、クライアントと身近に接し、数々のプロジェクトに関わってきました。経営者の考えやその‘場’の魅力をしっかり見据え、光を当てて、訪れるお客様を感動させたいという思いを持ちつづけています。

■ 旅館と地域の関わりを考えます
旅館建築の特徴は増築を重ねながら、土地にあわせ、時代にあわせ造り上げる日本的な手法にあります。地域の文化、風土を担う旅館として、訪れる人々に感動を与える空間デザインを創り上げ、その地域の魅力アップに貢献したいと思います。
■ ‘場’の持つ特性からデザインします
デザインをするということは、意匠性はもちろん、地域性や、使いやすさ、おもてなしの心を目に見える形に翻訳することです。クライアントの思いや、その地域の持つ特性を見究めて形にすることが大切と考えています。
■ 共に旅館の経営を考えます
事業性を念頭に建築(設備投資)を数字でとらえることも重要です。
適切な投資規模、予算で計画し、実行いたします
■ 法令のエキスパートとして考えます
旅館は建築基準法、消防法の他、公園法などの地域的な規制、耐震問題、アスベスト問題、環境問題と様々な法律により規制を受け、設備投資に行き詰ることがあります。その時、問題となる規制を深く理解し、行政と折衝を行う中で新しい道筋をつけ、安定的な経営に寄与します。
■ 施設を上手に使います
スクラップアンドビルドから今あるものを大切にする時代になり、施設の老朽化対策、省エネ対策について取り組んでおります。

今まで携わった仕事の一つ一つの中に、
クライアントと共感出来るいろいろな思いが詰まっております。

株式会社佐々山建築設計佐々山 茂